不運と幸運

人生には多くの「運」が押し寄せる。幸運もあれば、不運もある。天地自然の万法には「運の法則」があり、幸運より不運の方が何度も来る確率が高いようである。

 

地震の余震、津波の再来など一回では終わらない。「不運の追い打ち」「度重なる不運」などの言葉がある。幸運は静まった状態、不運は荒れた状態。これは水面と同じ現象になる。明鏡止水のように静まった状態はそのまま。そこに石を投げる、水面は波打ち、この波が治まるまで波は何度でも押し寄せる。

 

一度起きた不運は追い打ちで来る可能性が高いと思った方が良い。それは自然現象であり、別に個人的な試練でもない。それらの運は当たり前の現象と思うこと。

 

ただ、思わぬ不運が来たら、治まるまで数回続くと思えば、いろいろと対策を練ることができる。通り過ぎたからと言って安心せず、先を読む「智」を働かせることである。

 

人生の不運や悲運は付き物。自然界の天候もそうであり、天変地異の現象も治まるまで時間を要する。人間も天地自然の万法に従い活きている生命体。天命や運命に左右される生き物である。

 

 

 

確かに、不運と思う時こそ学びが多い。